第4本目:茨城県道357号谷和原筑西線

管理人の「しんとち」が県道を自走してありのままに思ったことを素直に書いていくこのコーナー。

今回紹介するのは、「茨城県道357号谷和原筑西(やわら・ちくせい)線」です。



この県道は茨城県南西部のつくばみらい市谷和原地域から常総市・下妻市を経由して、県西部の筑西市に至る県道で、全線が国道294号の旧道にあたります(国道294号は常総バイパスとして、県道東側に1-2km離れたところを並行して進んでいる)。起点の「谷和原」は、つくばみらい市に合併する前の「谷和原村」の事です。常磐道のインターがあるので、名前だけなら聞いたことがあるという人は多いのではないかと思います。


元国道というだけあって道路状況は良く、全線で片側1車線が確保されていて、歩道もある区間が多いです。常総市石下地域を通過するときに、商店街を通るので少々窮屈な感じを受けますが、快走区間と比べての話なので、道が極端に狭くなることもなく、スムーズに走れます。ただし商店街なので、人の往来や路上駐車しているクルマには注意が必要です。


また、下妻市内で国道125号と重複します。常総市・筑西市の両方向から走ってくると125号にT字路で交差し、常総側からなら「つくば・土浦方面」、筑西側からなら「古河・八千代方面」に向かって進み、跨線橋を超えて最初の信号を左折します。

↑県道357号・国道125号重複の図。



起点から走っていくと、つくばみらい市(といっても常総市境に近く、郊外的要素が強い)・常総市・下妻市・筑西市と経由していきますが、街の中心から離れても住宅や個人商店が途切れることなく続いています。

このあたりは県内有数の農業地帯ですが、道沿いとその周辺に住宅があり、その外側に農地が広がっている、といった印象を受けます。市街地を離れたら辺り一面田んぼ、という風景にはなかなかなりません。


最初のほうで述べましたが、この県道は国道294号の旧道であり、市街地を結ぶルートなので、この地域を通過するだけなら国道を使ったほうが圧倒的に早いです。全線片側2車線ですし、線形も良いので、とてもスムーズに流れています。



沿線の市街地に用があるか、ここを一部経由したほうが目的地に早くつけるという場合には役に立ちます。あとは時間に余裕があれば、一度全線を通して走ってみるのもおすすめです。バイパスで通り過ぎるのとは違う風景を楽しめます。

しんとちのきち

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