第27.1本目「栃木県道48号大田原氏家線」2
実走した県道を紹介していく「しんとちの県道」シリーズ。
今回は、「栃木県道48号大田原氏家(おおたわら・うじいえ)線」のハイライト、佐久山(さくやま)地区を紹介します。
この区間は、急カーブ・急こう配・見通しの悪い交差点がセットで登場する区間があります。山と川に挟まれた地区に挟まれた地域に発達した集落のため東西に細長く、メインの道である現道に住居と商店が建ち並ぶ形のため、拡幅も難しい状況です。
起点の大田原から走ると、箒川を渡った直後に左直角カーブと急な上り坂がセットで来ます。そしてカーブの終わりの部分に、右から(というか上から)別の県道が合流してきます。
ここはどの方向も狭いうえに見通しが悪いので、特に気を付けて走行しなければなりません。慣れた人だとついスピードを出しがちな区間ですが、無理は禁物です。
↑:県道48号の佐久山地区にある交差点。交差点は信号機なし。大田原-さくらの流れが圧倒的に多いが、時折現れる右左折車に注意。
この交差点を過ぎた後も、比較的狭い道幅・上り坂が続き、佐久山の集落を過ぎたところでこれまた狭い十字路(佐久山前坂《さくやままえさか》)を右折します。案内標識もないので初見の方は迷うかもしれません。が、右折の流れが圧倒的に多いので(信号制御もおそらく流れ優先でされている)、周りのクルマの流れについていけばトレースはできるかと思います。終点・宇都宮方面からくると標識がついているのに…
「佐久山前坂」交差点を右折してしばらく走ると、十字路が現れるのでそこを右折。「宇都宮・さくら方面は→」という案内があるので、迷うことはないでしょう。
なお、「佐久山前坂」交差点を直進してしまっても、1つ先の交差点を右折することで現道へ合流できます。こちらは道幅が広く、将来は箒川を渡る橋が架かる予定です(親園佐久山バイパス)。この橋が架かれば、現道はそちらへ指定され、佐久山地区を通る現道は重複する別の県道と市道で構成されると思われます。
↑:佐久山地区東部の道路地図。緑色が48号現道。点線のバイパスができれば、道が狭い佐久山地区を丸ごとパスできるため、大田原-さくら間の往来は格段に便利になる。
バイパスの情報については、栃木県ホームページ「公共事業事前評価・自己評価書」より引用した。
当道を通行の際は、佐久山の集落が走行上の難所になりますが、昔からの商店街が並ぶなどレトロ感もある地区となっています。また、当道を「佐久山街道」と呼ぶ人も多く、佐久山が古くから交通の要衝であったことがうかがえます。
大田原をはじめとする県北地域と宇都宮・さくら市方面を結ぶことに重点を置いた当道ですが、道中の道の歴史・拡幅計画にも着目してみると面白いかと思います。
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