第10駅:道の駅「水の郷 さわら」

しんとちが訪れた道の駅を紹介していくシリーズ。今回は、千葉県香取市の「水の郷 さわら」です。

※2020年6月に、良好な体調でアルコール消毒を施したうえで訪問しています。旅行の際は新型コロナウイルス感染予防に細心の注意を払ってください。万が一感染しても、こちらでは責任を負いかねます。

↑道の駅の直売所。取り扱う農産物の種類はとても多い。


↑地域物産館。こちらは工芸品・酒・菓子を主に取り扱っている。


当駅は香取市内の国道356号沿いに位置し、1つ前の記事で紹介した「道の駅 発酵の里こうざき」から一本道でアクセスできます。利根川の堤防沿いに走るので見通しもよく、快適な道路です。

香取市とその周辺は千葉県内有数の米どころであり、様々な種類のコメが栽培されています。直売所には5-6種類ほどの品種の案内板が設けられており、特徴や味の比較ができます(実際に食べられるわけではない)。コメ以外にも地元の野菜を中心に数多くの農産物が並び、活況を呈しています。

直売所に隣接するフードコートは、ご飯もの・麺類を中心に取り扱いがあります。軽食にはちょうどいいと思います。また、国道356号が圏央道と香取市・銚子市を結ぶ重要なルートになっているので、長距離トラックの利用も多いです。圏央道-銚子市間の中間地点である香取市内の駅ですので、トラックにとってはちょうどいい休憩施設といえるでしょう。

↑「川の駅 水の郷さわら」。訪問当時は新型コロナウイルスの影響でやっていなかった。


当駅は道の駅だけでなく「川の駅」の機能も有し、遊覧船やカヌーにここから乗船することができます。訪問当時は新型コロナウイルスの影響で施設は休館していましたが、水運で栄えた佐原の街の紹介や、度重なる水害の歴史・防災技術を学ぶコーナーなど、川に関する知識を深めることもできます。

↑施設のすぐ北側は利根川で、駅自体は堤防上に位置する。周囲に遮るものがないので、風は強めである。


今回は「水の郷さわら」の紹介でした。佐原といえば江戸時代からの水運の街であり、今でもその街並みがよく保存された風光明媚なところです。また、日本全国を測量し、大日本沿海輿地全図作成に尽力した伊能忠敬ゆかりの地でもあり、記念館も建てられています。これらの観光地からも近いので、併せて訪れてみるか、複数回に分けて訪れてみると楽しいと思います。

しんとちのきち

気になった道の駅・県道・鉄塔・飲食店を紹介するところ。隠れ家です。

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