第9駅:道の駅「発酵の里 こうざき」
「しんとち」が訪れた道の駅を紹介していくシリーズ。今回は千葉県にある「発酵の里 こうざき」です。
※2020年6月に訪れた時のものです。外出の際は新型コロナウイルス感染予防に細心の注意を払ってください。万が一感染されたとしても、こちらでは責任を負いかねます。
千葉県神崎町にある「発酵の里 こうざき」は、国道356号沿いに位置する道の駅で、圏央道神崎インターに近接することから、遠方からのアクセスにも優れた駅です。
当駅の大きな特徴として、「発酵食品が充実している」ことが挙げられます。
当地では江戸時代から醤油・味噌・日本酒などの醸造業が盛んにおこなわれており、特に日本酒においては、千葉県内有数の米どころと醸造に適した地下水が合わさって、県内トップクラスの出荷量を誇ります。
この特産品を道の駅のメインに持ってくることで、街の良さと品質の高さを最大限にアピールしています。
駅内施設「発酵市場」では、地元神崎の発酵食品のほか、全国各地の発酵食品を豊富に取り扱っており、神崎産の商品と一緒に買って食べ比べをすることもできます。
また、農産物直売所である「新鮮市場」では、神崎や近郊でとれた地場野菜のほか、刺身も手に入れることができます。
ここでは発酵食品を使った料理を楽しめる「レストラン オリゼ」「はっこう茶房」がありますが、別の場所で食事してしまったので今回は立ち寄りませんでした。ただ、気になるメニューはいくつかあったので、次は立ち寄ってみたいと思います。
このあたりは国道が利根川沿いを走っているため、道路を挟んで反対側は利根川の本流、その先は茨城県になっています。利根川の堤防沿いには春になると菜の花が一面に咲き誇り、秋にはコスモスが花をつけます。駅近くには利根川を渡る「神崎大橋」もあり、そこから見下ろす利根川と田園風景の景色もまた格別といえるでしょう。
今回は「発酵の里 こうざき」をとり上げました。街自体は小さなところですが、歴史の魅力にあふれています。道の駅はそれを最も良い形でアピールしているといえます。
近年、健康に良いということで発酵食品がブームになっています。発酵食品が好きな方、気になる方は、ぜひ一度訪れてみてください。
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