第6駅:道の駅さかい
今回は、茨城県境町にある道の駅「さかい」を紹介します。写真は2019年9月に訪問した時のものです。
↑直売所などが入る建物。境町はかつて水運の街として栄えた所で、写真のような形の建物が立ち並び、活況を呈していた
利根川左岸の堤防に沿って走る国道354号と、境大橋で利根川を渡る茨城県道17号の交差点に隣接する道の駅で、コンパクトな造りをしています。
写真の建物がメインとなる施設で、中には直売所や地元の食材を使ったフードコートやコーヒーショップなどが入っています。この建物の北側にはもう一つレストランがあり、こちらはガラス張りで今風のおしゃれな造りとなっています。中にはビュッフェスタイルのレストランや猿島茶を楽しめるお店があるようです。訪れた日は混雑していて待ち時間ができていたので入りませんでした。いつか行ってみたいな。
道の駅さかいから国道354号を少し北上したところには「河岸の駅さかい」という施設があります。ここは地元の和菓子店の旧店舗をリノベーションしてできたところで、ベーカリーの他にシェアオフィスを備えた施設となっています。建物は和風と洋風が絶妙に合わさった味わい深いものです。こちらも合わせていかがでしょうか。
道の駅「さかい」がある境町は、かつては利根川をはさんで対岸に位置する千葉県野田市関宿とともに水運の街として栄えた歴史があります。境大橋で利根川を渡って5分ほどのところに、「関宿城博物館」があります。ここでは主に関宿周辺の歴史、治水の歴史、生態系の種類を学ぶことができます。上層階には展望台もあり、遮るものがほとんどない関東平野を見渡すことができます。
↑関宿城博物館。道の駅さかいからはクルマで10分くらい。
今回紹介した「道の駅さかい」、昔と今の良さを上手に取り入れた感じが魅力です。また、この近くには道の駅が2か所あるため(ごか・まくらがの里こが)、スタンプラリーやきっぷ集めではまとめて訪問したいところの一つです。
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