第3本目:青森県道4号むつ恐山公園大畑線
長らく放置気味だったサイト「しんとちのきち」内でも中途半端にやって方針が迷走気味だった「県道」のページですが、自分に課したいろいろな基準を取っ払って、思った通りに綴っていこうと思います。
「県道」のページを作ってすぐにドライブレコーダーが寿命を迎えて、当初の道中の様子の写真もふんだんに使おうとした計画が立ち消えになり、方針を変えようと考えているうちに時間だけが過ぎていき、腰が重くなってしまったという状態だったので、すっかり草ボーボーな感じにしてしまいましたが、ちょっとずつ頑張ります。
そんなわけで、久しぶりの投稿で記事にしたのが、「青森県道4号むつ恐山公園大畑線」。2019年7月に訪れて走破した、青森県むつ市内を走る県道です。
↑青森県道4号の位置。「く」の字の折れ曲がったところあたりに恐山がある。筆者作図。
むつ市中心部から観光地でもある霊場「恐山」を経由し、津軽海峡に面した港町のむつ市大畑に至る県道で、「恐山街道」の別名があります。
中心部から恐山にかけては観光ルートの一つになっており、山間部ながら2車線が確保されています。ワインディングが楽しめますが、スピードの出しすぎに注意です。
ちなみに、むつ市内の夜景が一望できる釜臥山もこの区間沿いにあります。市街地からそんなに遠くないので、むつ観光の際にはおススメです。
その一方で、恐山から大畑へ抜ける区間は1.0-1.5車線の狭路(待避所がないとすれ違いができない)の上、見通しの悪い急カーブが続きます。また、民家もあまりないので、万が一トラブルなどが発生した時には助けを呼ぶのが困難なところです。もし恐山から大畑・大間方面へ向かう方で運転にあまり自信のない方は、恐山からむつ市街地方面へ戻って、整備されていて交通量も多い国道279号を通って大畑へ向かうことをお勧めします。
↑青森県道4号の下北半島内の位置図。恐山-大畑間はいわゆる「険道」(けんどう。狭かったり分断されているなど、整備状態が悪い県道に対してつかわれる言葉)である。筆者作図
青森県道の中では番号が若いほうですが、恐山を境に道路状況が大きく変化します。冬季閉鎖が行われることもあるので、下北半島を車で旅行する際には、道路状況を確認してから行くのがベストです。
最後に、県道沿いにある観光スポット「釜臥山」から見た、むつ市街地の夜景をひとつ。
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