第1基:鉄塔の高さ

あちこちで見かける送電鉄塔。近くで見るとけっこうデカいですが、高さはどのくらいあるのでしょう。


電線に架かる電圧や導体(電線を複数束ねた状態のもの。4本まとめてあったら4導体)の数にもよりますが、約30mから130mくらいまでさまざまです。導体の数が多かったり、電圧が高いものは、電磁波などの周囲に与える影響も大きくなるので、鉄塔自体が縦にも横にも大きくなります。

背の高い鉄塔の中には、航空機がぶつからないように紅白に塗装されたり、鉄塔の最上部や中腹辺りに航空障害灯(高層ビルの屋上などにもみられる、赤い光を点灯・点滅させる装置。近年は白い光が点滅するタイプも出てきた)を設置しているものもあります。

鉄塔はかなり高さのある構造物なので、遠くからでもよく目立ちます。平野部ならちょっと高いところへ登れば10㎞先の鉄塔もよく見えますし、低いところにいても遠くの山に山越えをしていく鉄塔も見ることができます。山間部では景観に配慮してか、周囲の木々に近い色に塗装された鉄塔も見ることができます。この場合は近くまで行かないと発見することは難しいです。

↑中央の大きな鉄塔は高さ約80m。見えずらいかもだが電線が4本ずつまとめられている。下をくぐっている小ぶりなものでも30m位はあるだろうか。


送電鉄塔といっても高さは全然違います。日ごろ意識して見る機会はあまりないかもしれませんが、ちょっと目を凝らしてみると、思わぬ発見があるかもしれません。





しんとちのきち

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