第40駅:道の駅「ふくしま」(2024年9月訪問)

しんとちが訪れた道の駅を紹介していくシリーズ。今回は、福島市にある「道の駅 ふくしま」を紹介します。


当駅は、福島県の県庁所在地・福島市の郊外に位置し、東北中央自動車道福島大笹生(ふくしま・おおざそう)ICを降りてすぐの場所にあります。2023年オープンと、福島県では新しい道の駅のひとつです。


当駅の広さは県内の道の駅の中でもトップクラスで、栃木県最大の道の駅「うつのみや ろまんちっく村」ほどではないものの大規模な施設となっています。

駅内の物販コーナーはもちろん、屋外の駐車場もとても広いです。訪問したのが土曜日だったのでお客さんがとても多く物販コーナーのレジは長蛇の列。駐車場も警備員付きで空車待ちが出るほどの盛況ぶりでした。


福島県といえば、桃や梨・あんぽ柿などの果物の生産が盛んで、全国的にも高い知名度を誇ります。

当駅でも、特に生産高が高い桃を中心に、地元の果物やそれを使ったスイーツやジャムなどをたくさん販売していました。果物は生産地が限られているものがけっこうあるので、道の駅で地元の旬の果物を手ごろな価格で買えるというのは大きな魅力。ICに隣接しているので、市外・県外の方もアクセスがしやすく、この魅力を広域に発信しやすい環境は、道の駅による地域活性化の理想的な形といえると思います。


今回は、「道の駅ふくしま」をとり上げました。

当駅に隣接する東北中央自動車道は、近年福島県相馬市-山形県新庄市が一本でつながりました。これにより、太平洋側と日本海側を高速道路で結ぶルートのひとつとして、また、福島・山形・宮城の3県をループする高速道路網の役割を果たすことが期待されています。

ただ現状は、この3県の中でも仙台を有する宮城県が圧倒的な存在感を放っているので、当駅を起爆剤に、福島の観光が盛り上がってほしいと思いました。



しんとちのきち

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