第37駅:道の駅「とざわ」(2024年9月訪問)
しんとちが訪れた道の駅を紹介していくシリーズ。今回は、山形県戸沢村にある道の駅「とざわ」を紹介します。
こちらの道の駅は、山形県酒田市と新庄市を結ぶ国道47号沿いに位置しており、新庄市から西に約16kmほどの場所にあります。
沿線は最上川から一段高くなっており、走行中も眼下に日本有数の急流を眺めることができます。当駅はここからさらに高台に上がるので、国道・最上川・その周辺に広がる風景を一望できます。
駅の愛称は「モモカミの里 高麗館」で、「モモカミ」はアイヌ語で崖を意味する「モモ」と、盆地を意味する「カミ」を合わせた言葉で、戸沢村が属する最上地方(もがみ)とかけたものとなっています。「高麗館」というのは、この後説明する、村と韓国の交流の歴史が関連してきます。
当駅の大きな特徴にして、全国的にも珍しいと思うのが、駅が「日韓交流」をメインとした造りになっているということ。
これは、戸沢村が1985年から国際交流の一環として、アジアやアフリカの農村部の人々との農村技術交流・人的交流を進めてきた歴史と大きく関係します。
交流が進む過程で、韓国人との国際結婚や文化交流が発展し、韓国の食文化として特に有名な「キムチ」が村の特産品になるなど、戸沢村と韓国の結びつきは深まりを見せ、1997年に韓国文化を体験できる施設「高麗館」が完成しました。愛称に「高麗館」とついているのは、これが由来です。
施設内にはチマチョゴリの着付け体験ができるほか、ビビンバなどの韓国料理を食べられるレストラン、キムチなどの特産品、韓国関連の土産物が案内されています。
また、高台にあることから周囲の眺望もよく、最上部の丘からは、目の前で90度カーブする最上川と雄大な自然を堪能できます。
この付近は商業施設も少ないため、ドライバーにとっての休憩スポット的役割もちゃんと果たしています。設備が豪華なわけではありませんが、大型車向け駐車場もあるので、トラックドライバーも安心です。
今回は、「道の駅とざわ」をとり上げました。
現在、当駅周辺では「新庄酒田道路」という地域高規格道路(片側1車線のミニ高速道路)を建設中で、これが完成すると通過交通はそっちを通ることになると予想されます。
本線からは外れますが、休憩施設の役目は引き続き変わらないでしょう。
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