第37.5駅:残したい、ドライブインの文化
職業ドライバーから地域の人まで、今ではすっかり街に溶け込んでいる道の駅ですが、道の駅が全国的に広まるまでは、各地にドライブインという休憩施設がありました。
ドライブインは食堂と売店とゲームコーナーがひとつの建物に入った、いわば道の駅の前身のような存在。全国の幹線道路沿いに店を構え、長距離ドライバーや休日の行楽客でにぎわっていました。
現在は道の駅が各地に誕生、ドライブインの役目だけでなく、地域活性化や高速道路のSA・PA並みの道路情報を提供する役目も担っており、ドライブインを発展させた存在となっています。
近年ではレトロブームもあってか、昔から営業しているドライブインの価値が見直されつつあり、珍しい食品の自動販売機や長年愛される食堂の味がSNSを中心にたくさん紹介され、道の駅のスタンプ集めのように全国各地のドライブインを探訪する方も多くいらっしゃいます。
ビジネスの観点からすると、後継者問題や競合要素もあって存続そのものが危ぶまれているドライブインですが、日本のクルマ文化・行楽の歴史を語る上では重要な位置を占めています。道の駅にこだわらず、昔から営業しているドライブインも利用していきたいです。
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