第13本目:栃木県道・茨城県道35号宇都宮結城線

実走した県道を紹介していく「しんとちの県道」シリーズ。

今回は、「栃木県道・茨城県道35号宇都宮結城線(うつのみや・ゆうき)」です。


この県道は、栃木県の県庁所在地である宇都宮市を出発し、市内インターパークの西側を進み、上三川町の中心部を通り、茨城県結城市へ至る全長約31kmの県道です。茨城県区間は約1kmくらいしかなく、大部分が栃木県区間で構成されています。宇都宮市内では「上三川街道」といわれたりします。


宇都宮市のメインストリートである大通りの起点後すぐは、市役所・県庁・繁華街に近い市中心部を通ります。ほとんどの区間で片側1車線となっています。また、起点から国道4号との交点である簗瀬(やなぜ)交差点までの間に右左折が何回もあるので、トレース目的の方は標識の見落としに注意です。

簗瀬交差点を過ぎてからは上三川町まで一本道が続きます。程よいカーブと見通しの良い快走路で、クルマの流れは速いです。途中、宇都宮市南部で宇都宮環状道路(宮環)と、上三川町で新4号国道と交差します。新4号国道とは上三川町の前後で並行するルートをとるので、新4号が渋滞しているときにはこの県道が迂回路の役割を果たします。

上三川町内でも右左折があります。トレースの際は地図で事前にルートを確かめておくと良いと思います。

上三川町から結城市までは、田園地帯を快走します。途中、集落の中を通る細いくねくね道となりますが、すれ違いはできる程度の広さがあるので、走行には問題ないと思います。


結城市に入ると、歩道のない細めの道に変化します。中世の城下町がそのまま今風の街になったようなもので、直角のカーブが何か所あります。直角でなくても見通しが悪いカーブもあるので、走行には注意が必要です。終点は結城市の中心部にある大町(おおまち)交差点です。


起点の宇都宮市、終点の結城市共に新4号が通っているため、この県道を全線通しで走る機会はあまりないと思われますが、新4号のバックアップとしては優秀な道路です。また、宇都宮市南部の商業地域「インターパーク」の西側を通る道ということで、アクセス道路の一部を担っているため、部分利用する機会は多いのではないでしょうか。

当地を訪れた際には、おそらく目にすることの多い路線であると思います。

しんとちのきち

気になった道の駅・県道・鉄塔・飲食店を紹介するところ。隠れ家です。

0コメント

  • 1000 / 1000