第8本目:石川県道60号金沢田鶴浜線(2020年7月末に走行)

しんとちが走行した県道を紹介していくシリーズ。

今回は、「石川県道60号金沢田鶴浜(かなざわ・たづるはま)線」です。

この路線は、県庁所在地である金沢市を出発し、かつての有料道路でもある「のと里山海道」として日本海側の海岸線を北上し、七尾市の田鶴浜地区を終点とする県道です。

石川県は、旧国名を踏襲した「加賀地方」「能登地方」に大別することができますが、この路線は2つの地方をつなぐ、いわば石川県の背骨を成す道路のひとつといえるでしょう。


近江町市場にほど近い起点の金沢市武蔵交差点を出発し、金沢駅西口地区を通って、日本海・内灘町方面へ向かいます。「のと里山海道」へ向かう区間ですが、とてもよく整備されています。

「のと里山海道」は羽咋市まで片側2車線で整備されていて、右手は、左手に日本海を見ながら走る快走路です。「のと里山海道」に乗ると、途中の羽咋市までまっすぐ北東に向かって進むルートをとります。ここからは自動車専用道路となり、歩行者・自転車は通れなくなります。基本的に海岸沿いを高架・盛土構造で走ることとなるため、パーキングエリア以外直接出入りできる商業施設はなくなります。全線にわたって交通量は多いですが信号が一切なく、主要道路とは立体交差・インターチェンジの形態をとるので、減速・渋滞が起きにくい構造になっています。道中にはパーキングエリアが併設されていて、トイレ休憩・お土産・食事をとることができます。

沿線の有名スポットとしては、クルマで走れる砂浜の千里浜なぎさドライブウェイ・羽咋市の気多大社が特に有名です。観光施設とは言えませんが、金沢市内では石川県庁のすぐ横を通ります。県政の中心であるだけでなく、県内有数の夜景スポットとして親しまれています。

今回は、石川県道60号をとり上げてみました。

この道は僕も北陸旅行でよく使いました。千里浜にも行きましたし。のと里山海道はホント便利でした。

主要地方道の中では数字は大きめですが、県内での役割も大きいといえる路線でした。

しんとちのきち

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