第3基:新栃木線

「送電鉄塔」のページを作ったきり具体的な方針を決めず放置していた状態でしたが(一番よくないやつですね)、とりあえず方針を決めましたので記事を書いていこうと思います。


方針は「道中気に入った鉄塔写真を載せていく」というもの。送電鉄塔自体大きいですし、鉄道路線並みに長距離を結ぶものですし、人が入れない場所に立っているものも多いので、道中で見つけた鉄塔写真を気ままに載せるというスタンスが、一番続けやすいだろうということで決めました。


その方針の鉄塔記事第一号が、今回紹介する鉄塔「新栃木線(しんとちぎせん)」です。

↑新栃木線。塔の高さは100m前後のものが多く、遠くからでもよく見える。群馬県太田市で撮影。


こちらの新栃木線、宇都宮市の「新栃木変電所」を出発して群馬県太田市の「新新田変電所」に至る系統で、国内の送電網でも有数の規模を誇ります。電圧は500KV(50万ボルト。ピカチュウの必殺技10万ボルトの5倍)、電線も1本ではなく6本1セット(6導体)を6セット(3セットで1回線と呼ぶ。この場合は2回線)で送電するという大規模なものです。

塔の高さは100m前後のものが多く、高いものは120m近くに達します。高さのある鉄塔なので、割と遠くからでも見えます。抱える電線の数も多いので、電線もはっきりと見えます。起点の新栃木変電所-鹿沼市東部と太田市周辺では市街地や郊外の幹線道路・高速道路にほど近い場所を通るので、通過する際には見る機会の多い鉄塔と言えそうです。

↑北関東自動車道・太田強戸PAからみた新栃木線。写真右側が栃木県側で、人里離れた山間部を通る。左側は終点の新新田変電所側で、平地を屈折しながら進む。


ちなみに管理人のハンドルネーム「しんとち」もこの鉄塔の名前からとっています。


以上、鉄塔「新栃木線」の紹介でした。鉄塔の記事は今後こんな感じで載せていくつもりです。同じ鉄塔でも別の場所で撮影した場合は載せると思います。道の駅・県道の記事と同様にお付き合いください。

しんとちのきち

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