第29本目:群馬県道12号前橋高崎線
実走した県道を紹介していく「しんとちの県道」シリーズ。
今回は、「群馬県道12号前橋高崎(まえばし・たかさき)線」を紹介します。
この県道は、群馬県の県庁所在地・前橋市をスタートし、となりの高崎市へ至る県道で、一部区間は国道17号の旧道に当たります。
前橋・高崎両市街地を経由するので、1日を通して交通量は多く、あちこちで渋滞が発生しています。
全線を通して2車線が基本。4車線区間は新前橋駅周辺・高崎駅周辺の一部のみ。6車線区間が高崎駅前にちょっとだけありますが、そんなに長くありません。
上述のように多車線区間はあるものの、全体的に交通量に対して容量が足りていません。右折レーンも短かったり、そもそもない交差点もあるので、右折待ちで後ろのクルマがふさがれてしまう光景がちょくちょく見られます。高崎駅前の6車線区間も北側は2車線道路なので、車線が減る前橋方面は交差点を境に一気に流れが悪くなります。
元国道ということで、商業施設も17号現道や他の幹線道路ほどではありませんが、各種揃っています。特に高崎市街では、駅東側のメインストリートのひとつということで、家電量販店の本社兼店舗やホテル、結婚式場など、大勢の人が集まりやすい施設が多数建ち並んでいます。この他、市街地ではオフィスビルがメイン、郊外は住宅地と農地・店舗の混在する沿線風景となっています。
今回は、「群馬県道12号前橋高崎線」をとり上げました。
余談ですが、この県道12号、国道17号の旧道ということですが、国道17号は東京起点・新潟終点なので、東京側から走ると高崎→前橋の順に通過していきます。しかし県道の路線名は「前橋・高崎」線。他の県道もそうですが、「前橋」が先に来るような路線名になっています。さすが県庁所在地。
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