第36駅:道の駅「庄内みかわ」(2024年9月訪問)
しんとちが訪れた道の駅を紹介していくシリーズ。今回は、山形県三川町にある道の駅「庄内みかわ」を紹介します。
こちらの道の駅は、山形県庄内地方の三川町西部に位置し、国道7号の旧道である県道333号沿い・鶴岡市から流れてくる河川「赤川」にほど近い場所にあります。周囲は田んぼが広がり、所々に集落があるのどかな地域です。
地域の幹線道路である国道7号や日本海東北自動車道は、赤川を挟んで西を通っており、道の駅の沿道は交通量の少なめな生活道路の役割を果たしています。
当駅の大きな特徴は、宿泊施設やスーパーマーケットを併設している点です。
温泉施設・宿泊施設・文化ホールを併設しており、地域の商業核・文化核を形成します。どの施設も「併設だから…」と小さくなったりはせず、1つの施設として十分な規模を誇ります。道の駅を中心とした(どれが中心の施設かは人に寄りますが)文化交流拠点づくりを進めている事例のひとつかと思います。
特にスーパー併設の道の駅は全国的にも珍しく、当駅の差別化のひとつに挙げられています。地元の有限会社が運営するコンパクトなスーパーですが、生鮮食品から日用品まで一通り揃っており、普段使いに便利なお店です。
近隣にはイオンモールもありますが、普段の買い物であれば地元のスーパーのほうが便利な場合も多いので、観光客だけでなく地域の人々にも愛される存在と言えるでしょう。
今回は「道の駅庄内みかわ」をとり上げました。
庄内地方は、鶴岡と酒田に大きく二分されますが、三川町は両市のちょうど中間の位置にあります。2市のベッドタウンの役割も果たしつつ、こうした特徴的な施設もあるので、住むにはいいところかもしれません。
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