第33駅:道の駅「石鳥谷」(2024年6月訪問)

しんとちが訪れた道の駅を紹介していくシリーズ。今回は、岩手県花巻市にある道の駅「石鳥谷」を紹介します。


こちらの駅は、岩手県中央部の花巻市に位置し、国道4号沿いにあることから、広域のアクセスが可能な道の駅です。県庁所在地の盛岡市からも30㎞ほどと割と近く、盛岡‐花巻・北上‐一関・奥州市をつなぐ国道4号の重要な休憩ポイントとして機能しています。

ホームページにて「岩手県第1号の道の駅」を名乗っており、県内に36ある道の駅(24年6月現在)のパイオニア的存在として親しまれています。


この石鳥谷地域一帯は、「南部杜氏の里」として知られています。

「杜氏(とうじ)」とは、日本酒を作る職人集団の責任者のことで、高度な技術と職人をまとめ上げる統率力を持った方を指します。

石鳥谷地域では、江戸時代から大規模な酒造りと、酒造りのための人材育成が行われ、全国に数多くの杜氏が輩出されてきました。ピーク時と比べると現在の杜氏の数・酒造りにかかわる人員で作る協会員の数は減っていますが、この地で修業を積んだ当時の方々が今も全国各地で酒造りにいそしんでいます。

当駅にはそんな南部杜氏の歴史を紹介する資料館も併設されており、町の発展に大きく貢献してきた酒造りの文化を知ることができます。


駅内はお土産コーナーも充実。岩手県の地酒のほか、名産品の南部鉄器やそれを使ったグッズ各種、地元で愛されるグルメなどが豊富にそろっています。ポイントカードもあるので、普段使いにもうれしいところです。


今回は、岩手県の道の駅「石鳥谷」を紹介しました。

東北地方はどこも広いので移動距離が自然と長くなりますが、道の駅も各県バランスよく散らばっているので、ドライブにとてもいい印象です。

岩手県の道の駅はまだ当駅しか行ってないので、機会ができましたらほかの駅も見に行ってみたいところです。

しんとちのきち

気になった道の駅・県道・鉄塔・飲食店を紹介するところ。隠れ家です。

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