第3駅:道の駅「ましこ」
管理人の「しんとち」がお送りする「道の駅」シリーズ。非常にゆっくりなペースで3駅目を迎えました。進み始めたばかりでバランスをとるのが難しい自転車のように、ノロノロな更新頻度でお伝えしていこうと思いますので、しばしお付き合いください。
今回紹介するのは、「道の駅ましこ」。栃木県益子町にある道の駅です。(写真は2018年9月に撮影したものです)
この道の駅は、2016年に開業の比較的新しい道の駅です。益子町の南部にあり、西隣の真岡市から茨城県桜川市へと東西に延びる県道257号沿いに位置します。付近には益子町から桜川市方面へ南進する県道41号もあるので、周辺地域からのアクセスも確保されています。特徴的な外観デザインですが、中も広々としており、とても開放感があります。
さて、益子町といえば陶芸の町。「益子焼」は全国的にも有名です。
駅内では、焼き物に欠かせない土や、「登り窯」といわれる独特な形をした窯の紹介を行っているほか、益子焼の成り立ちについても紹介しています。自分が訪れた時には、過去に行われた企画のリバイバルをやっていたようで、展示に見入っている観光客を多く見かけました。
↑登り窯の模型。焼き物を作る際に非常に重要なものです。
工芸品や地元でとれた農産物、それらを加工してできたジャムやジュース、地酒も豊富にラインナップされており、観光施設という役割以外にも、近隣に商店が少ないことから地域の重要な商業施設としても機能しています。
中には喫茶店も入っており、写真のようなドリンク・コーヒーのほか、地場野菜を使ったメニューも案内されており、なかなか工夫を凝らしていると感じます。
室内だけでなく屋外にも席があるので、天気のいい日には外で食事を楽しめます。一面に広がる、いい意味でのどかで何もない風景を堪能できます。
↑店内から外を見る。都市部や見晴らしのいいところとはまた違った素晴らしい景色。
↑キャラメルラテ(確かそうだったはず)。奥に写ってる「葡萄のスムージー」も気になりました
国道や市街地からはちょっと距離があり、一見すると直売所がちょっと豪華になったような場所ですが、必要以上に観光路線に傾倒せず、だからといって地味なわけでもない絶妙な匙加減。
まだまだ歴史は浅い「道の駅ましこ」ですが、益子焼同様、多くの人に親しまれ続けることでしょう。
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