第20本目:群馬県道31号高崎停車場線

実走した県道を紹介していく「しんとちの県道」シリーズ。

今回は、「群馬県道31号 高崎停車場線(たかさきていしゃじょう)線」を紹介します。


この道は、高崎市街地に位置するあら町交差点を起点とし、高崎駅西口を結ぶ県道とされていて、全線が片側2車線となっています。あら町交差点は旧中山道が交差し、県道29号の起点にもなっており、市の道路交通でも重要な場所のひとつであることがわかります。

高崎市のメインストリートだけあって交通量は多く、路線バス・タクシーも多数行き交い、路上駐車もよく見かけます。沿線は1階に飲食店が入る雑居ビルが立ち並び、都会的な様相です。

高崎駅西口周辺は、近年再開発が行われ、2016年に高崎オーパが開業。これと前後して、ロータリーの一部車線変更と、駅から延びるペデストリアンデッキが延長されました。群馬県最大のターミナル駅である高崎駅は、新幹線2線・在来線7線が通る駅で、昼夜を問わず乗り降り客が非常に多いです。平日はビジネスマンや学生さん、休日は観光客でごった返します。県道は全線にわたって歩道を歩く人も多く、活気に満ち溢れた様子が広がります。

↑昼間の高崎駅西口。奥へ延びるのが県道31号。正面には高崎市役所が見える。



↑夜の県道31号。高崎市は平成の大合併前は人口約25万人の市だったが、ここだけ見ると30-40万人クラスの県庁所在地と引けを取らないようにも見える。


↑2016年に開業した高崎オーパ。以前は高崎ビブレといくつかの雑居ビルが集まっていたが、再開発で取り壊し、今の姿になった。奥は高崎高島屋。


今回は、県道31号をとり上げました。このシリーズ2本目の「停車場線」県道ですが、駅自体が群馬県最大のターミナル駅ということで、短いながらも非常に重要な道でございました。短い分、県道と意識する機会はあまりないと思いますが、案内標識もありますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

しんとちのきち

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