第14駅:道の駅「すずなり」
しんとちが訪れた道の駅を紹介していくシリーズ。今回は石川県珠洲市にある道の駅「すずなり」をとり上げます。
※訪問の際は新型コロナウイルスの感染予防を十分に行ってください。営業時間・サービスの内容などが変わっている場合がありますので、訪問前に最新情報を確認して下さい。
当駅は珠洲市の中心部に位置し、周囲にはガソリンスタンド・コンビニ・バス停・病院などが立ち並びます。また、飯田港にも近いので、地元でとれた農産物の他に乾燥わかめなどの海産物も取り扱いがあります。
当駅裏手には、のと鉄道珠洲駅のプラットホーム跡があり、かつて能登半島の最果てまで来ていた鉄道に思いをはせることができます。のと鉄道の遺構は輪島市内の道の駅「輪島ふらっと訪夢」にもあり、鉄道のあった暮らしを今に伝えています。
また、能登半島は「能登杜氏」も輩出した、日本有数の酒処。当駅の直売所では、能登半島で作られる清酒の各銘柄を購入・全国へ発送することができます。能登半島自体はそこまで人口の多いところではありませんが、個性的な銘柄が多数そろうところですので、訪問の際はぜひ見てみてください。ちなみに僕も、ここで「宗玄 サムライプリンセス」を買って酒好きの友達に送りました。喜ばれました。
道の駅からは話がそれますが、当駅からクルマで10分ほど国道を南下すると、「見附島」という観光スポットにつきます。高さ28m、干潮時には歩いて島の近くまで行けるというこの奇岩は、能登半島の中でも有数の観光スポット。観光パンフレットでも写真付きでよく紹介されるところです。
この見附島から先、複雑な海岸線をなぞるように進む国道・県道と、半島中央部の丘陵地帯を突っ切る高規格道路「珠洲道路」の二手に分かれます。ですので、金沢・七尾・和倉温泉方面から珠洲市に入るとき(出るとき)に最初に(最後に)出迎える観光スポットが、この見附島と言ってもいいと思います。この写真以上にリアルではインパクトがありますので、道の駅と同様にまわってみてください。
↑見附島。その姿から「軍艦島」ともいわれる。
というわけで、道の駅「すずなり」の紹介でした。珠洲市は「市」でありながら人口15,000人ののどかな街です。当駅もかなりのんびりした雰囲気なので、能登半島周遊ドライブなどでは、ちょうどいい休憩スポットになってくれると思います。
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