第12駅:道の駅千枚田ポケットパーク

しんとちが訪れた道の駅を紹介していくシリーズ。

今回は石川県輪島市にある道の駅「千枚田ポケットパーク」です。

※訪問の際は新型コロナウイルスの感染予防を十分に行ってください。新型コロナウイルスの影響で営業時間が変わっている場合がありますので、訪問前に最新情報を確認して下さい。


↑白米千枚田(しろよねせんまいだ)。輪島市白米町にあることからこの名がついた。世界農業遺産に登録されている。


この道の駅は、輪島市から珠洲市へ向かう国道249号沿いに位置します。輪島市街地からクルマで15分程度、信号も少なく快適な道です。

当駅はそれほど大きくなく、テーマパーク的要素もないのですが、能登半島有数の観光地として名を連ねています。その理由が、名前にも入っている「白米千枚田」です。

白米千枚田は、その名の通り何枚もの小さな田んぼが斜面に沿って作られている「棚田」です。昔からの伝統的な農法や、急斜面を無理に開拓せずに斜面にそっていくつもの田んぼが連なる光景は、「自然との共生」という言葉がよく似合うと思います。この千枚田は「世界農業遺産」にも登録されており、「日本の原風景」とも称されます。当駅は千枚田を坂の上から見るような位置にあり、写真のように急な傾斜とそれにへばりつくように開かれた田んぼ、その先に広がる日本海を一望できます。僕が訪問したのは7月ですが、秋になれば黄金色の稲穂が広がり、冬は雪化粧をした田んぼがみられます。

ちなみに千枚田は、夜になるとライトアップされるそうです。ポスターやホームページでも見られるのですが、田んぼのふちと歩道部分がライトアップされています。昼間とはまた違う表情が広がり、とても美しいです。


今回は、道の駅「白米千枚田ポケットパーク」をとりあげました。道の駅というよりはそこから見える千枚田の紹介になってしまいましたが、道の駅よりは千枚田のほうがメイン(と個人的には思っている)なので、そうなってしまうのも致し方ないかなと。

道の駅らしく、スタンプ台・記念切符販売は行っておりますので、忘れずにゲットしていきましょう。また、輪島市から珠洲市にかけての国道249号は、海岸沿いの道をアップダウンを繰り返しながら進んでいくのでとても眺めがいいです。マイカーで行くことをお勧めします。

しんとちのきち

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